「たんぽぽ新聞」　まーてる先生の健康ブログ！　

  

簡単にできる？　　インフルエンザ対策♪


通常、インフルエンザウイルスは寒さと乾燥に強く、冬の季節に猛威を振るいます。 

３～４年前の新型インフルエンザウイルスの特徴は季節、場所に関係なく全世界に拡大しました。

約９０年前のことですが、全世界に蔓延し、数千万人の死者を出したといわれるスペイン風邪の再来か？と前回の新型インフルエンザには世界中が震撼しました。

　　　





　






写真　　スペイン風邪が大流行した際のアメリカの野戦病院

そのスペイン風邪もインフルエンザウイルスによるものだということも近年確認されています。
 
今回の新型インフルエンザもかなり強力ですので海外旅行や人ごみでは気をつけたいものです。

さて、簡単な予防法としては、手洗いやうがいだということは皆さんもご存知ですよね。

つまり、インフルエンザウイルスが人間の体に入り込む最初の感染場所は鼻と口しかありません。（耳や目からは感染しないで～す♪笑）
 
ですから、うがいや手洗いをすることで鼻や口からの感染をある程度防げるわけです。

そこでさらに感染予防をはかるために、舌磨きと鼻の洗浄をすることをお勧めします！

舌にはバイ菌が多く、特に人間の体の中に存在する悪玉菌の約半分・・・約３００種類もの悪玉菌が舌には生息しております。　

 虫歯菌や歯槽膿漏のバイ菌だけではなく、カビ（真菌）、肺炎菌、心臓病を起こす菌も多く存在するのです。

そこにインフルエンザウイルスが入り込み猛繁殖してしまうわけです。

舌が舌苔（ぜったい）で汚れているとインフルエンザウイルスも生息、繁殖しやすくなるというわけなのです。
舌苔！

インフルエンザウイルスは特に寝ている間に何万倍にも増殖するのです。

ですから、朝起きたら熱が出て・・・・となるのです

家に帰ったらうがいをすること、そして舌ブラシでしっかり舌を磨くことが肝心なのです。

普通の歯ブラシではなかなか舌苔は落ちませんので、必ず舌ブラシで磨きましょう♪

実際、老人ホームで舌磨きをした場合としない場合で比較すると、なんと舌磨きをされた老人の場合、インフルエンザにかかった割合は、舌磨きをされなかった老人に比べて１０分の１以下だったのです。

また、数年前にある老人病院で実際にあった話ですが、同じフロアに１病棟、２病棟と分けられており、もちろん入院患者さんは老人の方ばかり。

たまたまですが、１病棟は徹底的に口腔ケアをされ、２病棟の方はというと通常通りのケアをされていたそうです。
 
 













すると、インフルエンザが大流行した際、口腔ケアをしっかりされた１病棟ではインフルエンザにかかった方は１人もおらず、逆に２病棟は７，８名のインフルエンザに感染された患者さんが出たそうです。

やはり、口腔ケア、特に舌もしっかり磨くということは重要です♪

インフルエンザウイルスの住み家となりうる舌苔は必ずきれいに落としましょう。

現実問題として考えられるのは、恋人同士、夫婦間での「キス感染」もありえるわけです！  

　　









　　　　　　　　愛は深く、キスは浅く♪・・・笑（＊＾＾＊）　 
 
また、鼻の洗浄もインフルエンザ予防に有効です。

感染源の一つ、鼻は塩水で洗浄するといいでしょう。

　








鼻洗浄をするまーてる先生♪　まぬけな顔してすみません！

簡単な水さしの容器はショップで販売しておりますので、鼻洗浄として利用されてもいいかもしれません♪

舌磨きも鼻の洗浄も特に外出先から家に帰ってきたときと夜寝る前は重要です。

今年は体力をつけ、インフルエンザウイルスに負けない身体作りを心がけたいものですね♪ 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　感謝